ちょっと日が暮れるのが遅くなってきた
目がかゆくなってきた
花粉が飛んでいるのか?
少しずつ少しずつ春の気配が満ちてくる
最近
いつもは遠くの空にいる鷹が
近くの空を飛んでいる
大きく翼を広げ
ゆらり ゆらり
と空と風の間を舞う姿を見ていると
遠くの風を近くで見れているようで
うれしかった
鷹はどんな気持ちで飛んでいるのだろうか?
地上にいる私からは
風を泳ぐ姿は気持ちよさそうだなとか
思うけれど
鷹は影を落としていく
鷹が視線をなげてくる
沈んだガラスのようだった
人間は余計なことしかしないから
人間の放つにくしみを
風と合わせて
薄く薄くしているのかもしれない
と色々頭の中でぐるぐるしてくるが。
ここにいて
風をみて感じれる事はうれしい